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山崎 誠子; 山田 国見; 花室 孝広; 梅田 浩司; 田上 高広*
no journal, ,
日本原子力研究開発機構東濃地科学センターでは、京都大学とともにカリウム-アルゴン年代測定システムの構築と地質試料への適用に関する研究を行っている。本講演では今年4月からの取り組みと現状について、システムの全体図や標準試料測定結果を含めて報告する。カリウムの定量は炎光光度法により行い、岩石標準試料の測定から標準偏差0.5%未満で定量が可能であることが明らかになった。また、アルゴンの定量は数万数十万年前の若い試料の年代をより正確に求めるため感度法により行い、現時点ではファラデーカップによるAr/Ar, Ar/Arの標準偏差はそれぞれ0.1%, 0.2%未満であり、アルゴンの定量精度は感度法を実施している他機関と同水準である。今後さらに微少試料に対応できるよう、エレクトロンマルチプライアの調整を進める予定である。